母乳育児のメリット・デメリット、授乳間隔や授乳量について解説


母乳育児はママと赤ちゃんがスキンシップをとれる貴重な機会です。ママの身体は妊娠中に、母乳を作るための準備が始まります。

出産後に胎盤が剥がれることによって、女性ホルモンの抑制がなくなり、プロラクチンというホルモンがたくさん分泌されることによって、母乳が作られます。では母乳育児はママや赤ちゃんにとってどういったメリットやデメリットがあるのかを見ていきましょう!

母乳育児のメリット

母乳育児にはたくさんのメリットがあります。その中でも大きく分けて3つ紹介していきます。

①赤ちゃんとのスキンシップになる

母乳育児はミルク育児と比べ、授乳中にママと赤ちゃんが触れ合うことができます。ママが赤ちゃんに母乳を与えることで、ママはオキシトシンといういわゆる「愛情ホルモン」が活発に分泌されます。オキシトシンが分泌されることで、ママと赤ちゃんの絆を深めることを促してくれるのです!母子の関係性の基盤を作るとも言われています。

②赤ちゃんの免疫力を高める

母乳育児は赤ちゃんの免疫力を高めてくれます。近年の粉ミルクも栄養価が高いものがたくさん販売されているのも事実ですが、やはり母乳の栄養価と比べるとどうしても怠ってしまいます。特に産後1週間以内に出る「初乳」には、病原菌などから赤ちゃんを守ってくれます。「初乳」にかかわらず、母乳自体にも多くの栄養素が含まれているので、離乳食が始まる生後5か月ほどまでは完全母乳育児によって育てられている赤ちゃんは風邪などを引きにくいと言われています。

③ママの産後の回復につながる

母乳育児をすることで、ママの身体からは母乳の生成を手助けしてくれる「オキシトシン」が多く分泌されます。「オキシトシン」というホルモンは子宮収縮の手助けをしてくれるホルモンでもあります。母乳育児を続けることで「オキシトシン」が分泌され続け、子宮が妊娠前の状態まで早く回復します。

母乳育児のデメリット

母乳育児にはメリットもあれば、当然デメリットも存在します。

授乳間隔が短くなってしまう

どうしても母乳は人工ミルクに比べると腹持ちが悪くなってしまうと言われています。そのため赤ちゃんの授乳間隔はミルク育児よりも短くなってしまいがちです。

②飲んだ量を把握しづらい

人工ミルクは調乳時にママは量を把握することができますが、母乳育児はそういうわけにもいきません。赤ちゃんがいくら飲んだのかを把握することが難しいことが難点です。そのため特に新生児期は赤ちゃんの体重の増加などに関して悩むことが多いです。

他人に預けられない

母乳育児をしているママの中でもこちらのデメリットが最ものしかかってきます。母乳育児はママがいないと成り立たないのは当然なことなので、他人に預けることがどうしても難しくなってしまいます。

母乳を搾乳して哺乳瓶であげるといったこともできますが、生後間もない赤ちゃんは授乳間隔は短いし、生後しばらく経っていたとしても、母乳育児で育てている赤ちゃんの多くは哺乳瓶拒否をしてしまいがちです。

④ママは食事に気を遣う必要がある

母乳はママの食べる食事によって左右されます。そのため妊娠期間を終えても母乳育児をしている場合は飲酒や喫煙はもちろんのこと、栄養バランスに気を付けて食事をしないといけないので出産しても食事に気を使わないといけないというデメリットが発生してしまいます。

授乳の間隔や回数、授乳量について

離乳食中期まで

離乳食中期までに関しては、母乳育児を行っている場合には赤ちゃんが欲しがるだけあげても構わないとされています。

そのため授乳間隔も生後2か月ほどになると、新生児期と比べれば間隔は空いてきますが、一度にたくさん飲んで間隔が空く子もいれば、頻回授乳と言って一度に少量しか飲めず、その代わりに頻繁に授乳が必要な子がいると赤ちゃんによってさまざまです。

離乳食中期

離乳食中期に入っても、母乳は赤ちゃんの欲しがる分だけあげて良いとされていますが、離乳食も一日2回となってしまうため、タイミングをしっかりと見ておかないと離乳食が進まなくなってしまいます。赤ちゃんが欲しがる分だけあげても構いませんが、離乳食をあげる直前は控えて、赤ちゃんのお腹を空かせておきましょう。

離乳食後期以降

離乳食後期に入れば、多くの赤ちゃんは3回食になります。このころになると離乳食での栄養が多くなり、赤ちゃんも食べる量が増えていくので今まで以上に授乳回数は減っていきます。でもそれらも個人差がありますので、母乳を欲しがる場合には赤ちゃんの満足の行くまで授乳をしてあげてください。

母乳はいつからいつまであげるの?

母乳はいつからあげるの?

母乳は胎盤が剥がれることによって、産後24時間以内に初乳を赤ちゃんに飲ませることが理想とされています。しかし近年は帝王切開での出産なども珍しくはないため、1~3日かけて初めて授乳を行うところも増えています。

卒乳や断乳はいつ頃が理想?

多くのママは離乳食が3回食になり、軌道に乗ってきたら卒乳や断乳を考えます。そのほかにも、産休の復帰やママの諸事情により時期は人によってさまざまですが、大体1歳以降に母乳育児を終える方が多いです。

母乳自体2歳になっても上げても良いとされていますが、赤ちゃんも知恵がついてくるので長い期間授乳をしてしまうと、辞めるときが大変だったり、おっぱいがないと寝れないといった問題も出てきます。また第2子の妊娠を希望する場合に母乳育児を辞めるママも少なくありません。

理由と時期は人によってさまざまですが、とくに辞める必要がない方は無理に辞めさせる必要はないので、赤ちゃんの満足の行く頃まで母乳を与えてあげて下さいね!

食事で気をつけておきたいこと

母乳育児をしていると、食事にはどうしても気をつけていたいですよね。特別な食事は必要ありませんが、脂質が多い食事のとりすぎには注意しましょう。またビタミンDの摂取は重要になってきます。これは赤ちゃんもママも骨を生成する成分として必要不可欠です。

ビタミンDは日光から多く摂取できると言われています。もちろん産後間もない頃は身体を休める必要がありますが、徐々に赤ちゃんと日光浴をするなど積極的に日光を浴びましょう。

授乳中のママの体の変化

授乳中のママの身体はどうしてもエストロゲンの低下にともない、肌荒れが起きたり、髪の毛に潤いがなくなってしまったりと身体の不調が続いてしまいます。また母乳育児によって、バストのサイズが妊娠中に引き続き、大きくなります。特に授乳期間中が夏の暑い時期の場合、胸の下のあせもによって肌荒れが起きたりしてしまいます。

授乳中は低刺激の化粧水や化粧品、髪の毛に関してもヘアカラーなどは極力控えることをおすすめします。

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